米スミソニアン協会(Smithsonian Institution)は、歴史的に貴重な保有写真をデジタル化し、写真共有サイト「Flickr」が立ち上げた公開プロジェクト「The Commons」に提供していく新方針を発表した。
18の博物館、美術館、国立動物園からなるスミソニアン協会は、世界最大の総合博物館および学術研究機関として知られる。The Commonsは今年1月、米国議会図書館(Library of Congress)が保有する公的資料写真を幅広くインターネット上に公開する目的でスタート。その後もオーストラリアの発電所博物館(Powerhouse Museum)が参加するなど、さらなる歴史的なデジタルコレクションの充実が図られている。
すでにThe Commonsでは、スミソニアン協会の1,300万枚のコレクションの中から、アインシュタインのポートレート写真やアメリカ先住民の記録写真など、800枚以上の貴重画像が公開中。今後も続々と公開が予定されている。