ネクスウェイとドリーム・アーツは19日、多店舗経営において本部と店舗間の情報共有とコミュニケーションを促進するSaaSソリューション「店舗matic(テンポマティック)ver.1.2」を発表した。このサービス自体は、今年の1月から開始しており、システムの構築と運用はドリーム・アーツが行い、営業/販売はネクスウェイが担当する。

初期費用は無料(オプションサービスなしの場合)、月額サービス利用料金は500店舗の場合で1店舗あたり5,200円(税別)。提供は即日開始される。

店舗maticは、柔軟な通達機能、情報回収・集計機能、情報ポータル機能、カレンダー機能、文書管理機能などを備えた、本部と店舗間をリアルタイムで結ぶ多店舗運営支援ポータル。店舗matic ver.1.2では、お知らせ機能や回答フォーム、フォームのひな形コピー機能を拡充することにより、過去に作成したお知らせやひな形の再利用ができるようになった。また、フォームに配置した既存の部品やブロックの内容をコピーする機能を追加し、類似した質問項目が多く含まれるフォームを簡単に作成できる。さらに、店舗運営マニュアルや商品カタログを格納する書庫にカテゴリ項目ごとに分類したツリー表示機能を追加したほか、PDF以外のファイルも書庫に登録可能とし、全文検索の対象としている。インタフェーイス面では、画面上の各種メニュー、アイコンにマウスオーバーによるツールチップ表示機能を追加し、より直感的な操作を可能としている。

「店舗matic」導入前(左)と導入後(右)のイメージ

「店舗matic ver.1.2」の店舗カレンダー画面