オンライン求人サイトを運営する米CareerBuilder.comの調査で、37%の父親が配偶者やその他の収入が十分なら仕事の時間を子どもたちと過ごす時間に充てたいと考えていることがわかった。
調査は今年3月11日 - 13日の間、18歳未満の子どもと同居する955人のフルタイム労働者の父親を対象に実施。その結果、25%が週に50時間以上労働をしており、24%は週に最低1回は自宅に仕事を持ち帰っていると回答した。また、「仕事が子どもとの関係に悪影響を与えている」と回答したのは22%。平日に子どもと接する時間について、47%が「3時間以下」、22%が「2時間以下」、6%が「1時間」という結果となった。
CareerBuilder.comのコンシューマ・マーケティング部門のバイスプレジデントのRichard Castellini氏は、父親がワークライフバランスを実現するための方法として次の5ポイントを提案している。
- 家庭との連絡を定期的に行うことで、家庭や学校のイベントを確認する
- 家族全員で共有するカレンダーを掲示する
- 家庭に持ち帰る仕事はメールのチェックだけにするか、子どもたちが寝た後にする
- 子どもたちとのアクティビティを毎週スケジュールする
- 家族を職場に連れてきて、仕事場を見せたり同僚に会わせる