Space Adventuresは6月11日 (米国時間)、民間宇宙旅行プログラムへの支援を募る「Orbital Mission Explorers Circle」を発表した。弾道宇宙飛行が実現した場合、サークルメンバーは優先的に搭乗できる。同社によると、Googleの共同創設者でテクノロジ担当プレジデントのSergey Brin氏が、500万ドルを預託し、同プログラムのFounding Explorerグループの設立メンバーになった。
Space Adventures CEOのEric Anderson氏は「宇宙旅行に興味を持ち、そして宇宙ミッションへの投資を考えているCEOやエグゼクティブ、投資家、起業家にとって、これ(Orbital Mission Explorers Circle)は一世一代の冒険へのチケットを予約できる優れた仕組みである」と述べる。設立メンバーとなったBrin氏は「わたしは宇宙というフロンティアが探査され、商業的に開発されると信じており、宇宙へと行ける可能性が開けるのを楽しみにしている」とコメントしている。Founding Explorerグループに加わるには、Brin氏同様に500万ドルの預託が必要。Anderson氏によると、設立メンバーは6人を予定している。メンバーには弾道宇宙飛行の席が優先的に確保されるが、その権利を販売・譲渡することも可能だという。