ネオジャパンは11日、同社が開発/販売を手掛ける顧客対応システムの新版「desknet's CAMS V2.5」を発売すると発表した。新版では、「顧客対応の迅速化」「管理の簡略化/安全性向上」「画面の見やすさ/使いやすさ向上」の3テーマに基づいた新機能が追加されている。
desknet's CAMSは、同社が提供するグループウェア「desknet's」を応用して開発された顧客対応システム。メールや電話の記録をベースに顧客の対応履歴を管理できる点が特徴。受信したメールを共有したり、電話問い合わせの内容/対応状況を入力して記録したりすることができるほか、受信メールに対して対応担当者を割り当てる機能や、顧客管理画面において顧客の属性項目を追加する機能なども備える。
新版で搭載された主な新機能は以下のとおり。
- メールの自動返信
- 未対応メールに対する警告表示
- 送信禁止ドメインの設定
- クライアントメーラへのメール一括ダウンロード
- 顧客のグループ化
そのほかにも、「メール送信先設定時に顧客管理の検索機能が使用可能」、「データシート作成時に顧客の登録情報が呼び出せる」といった改善も加えられている。
動作には、Microsoft Windows Server 2003、Microsoft SQL Server 2005/ 2005 Express Editionが必要。価格は、5ユーザーライセンスで15万7500円。SQL Server 2005 Standard Editionを同梱した「desknet's CAMS + SQL Serverパック」も販売され、こちらは5ユーザーライセンスで21万円になる。なお、9月末までのキャンペーン期間中は、新規導入案件に限り、30%割引価格で提供される。