米Nielsen Onlineは、米一般家庭におけるオンライン動画の視聴動向などを調査した「VideoCensus」最新レポートを発表した。子どもたちの間で、大人を上回る動画視聴利用が増えている。また、子どもたちの間ではDisneyChannel.comが人気と思いきや、YouTubeの圧倒的な人気ぶりが判明した。

同レポートによれば、今年4月中に18歳以上の米オンライン動画ユーザーが視聴したストリーミング動画の平均本数は44本、平均総視聴時間は99分に上る。一方、12~17歳は1カ月間の平均視聴本数は74本(132分)、2~11歳では平均51本(118分)だった。

12~17歳のオンライン動画ユーザーに、最もアクセスが多いストリーミングサイトはYouTubeで、4月は約891万6,000人のユニークユーザーが利用した。2位のMySpace.comの約349万3,000人を大きく引き離した。2~11歳のトップアクセスもYouTubeで、ユニークユーザー数は約412万9,000人。2位のDisneyChannel.comの約132万4,000人を大幅に上回り、断トツの人気ぶりだった。