Google Chart APIが公開されてから半年が経過した。Google Chart APIは特定のURLを指定することで指定にしたがったチャートを生成し、PNGイメージとして取得できるというサービス。ほかのAPIと違いURLを叩くだけで画像が取得できるという簡単さが魅力だ。

Google Chart APIで提供されている機能はDeveloper's Guide - Google Chart APIにまとめられている。ほとんどの作業はこのドキュメントがあればできる。ドキュメントを読まなくても簡単なチャートであればChart MakerCHARTPARTGoogle Chart CreatorなどのWebアプリを使うことで生成できる。

ここではそうしたGoogle Chart API活用のためのドキュメントとしてJessica Merritt氏によって公開された50 Cool Things You Can Do with Google Charts APIを紹介したい。これはGoogle Chart APIの活用事例をまとめたリンク集で、Fun、Mapping、Handy、Pure Data、Tracking、Integration、Finance、Business、Education、At Home、Showing Off、Otherの項目に分類された50の事例が紹介されている。Google Chart APIが実際にどういった活用をされているか知る上で興味深いドキュメントだ。

まとめられたものはコピペでそのまま使えるように説明されたものもある。Google Chart APIを活用するうえで有益であるためWebアプリ開発者はチェックしておくといいだろう。登場から半年、さまざまな活用シーンを通じてGoogle Chart APIは順調に普及しているようだ。