ニワンゴは、同社が運営する「ニコニコ動画(SP1)」において、特定の時刻に同サイトへアクセスしている全ユーザーに情報を同時に伝達する「時報広告」の新商品として、「ニコ割フル」「ニコ割Jr.」の販売を開始すると発表した。
ニコニコ動画では、新しいシステム「ニコ割」を利用した時報を、毎日19時、24時、26時、29時に放送しているが、時報広告は、この時報の前にクライアントの広告を挿入するサービス。
時報広告の新商品として販売を開始する「ニコ割フル」は、視聴ページの動画再生エリアをフルに使用して動画を流すことができるというもの。24時枠のみ、時報を含む約5分間の掲載となる。
これまでも国際ニコニコ映画祭の告知や「ニコ割ゲーム」で活用されていたが、今回正式に広告商品としてリリースされた。現在、29時枠でもアニメ情報専門枠として同様のシステムが運用されている。
「ニコ割Jr.」は、従来の時報広告と同様、動画視聴画面上部にある「ニワニュース情報局」欄にテキストが流れた後、時報表示部分にバナーが約5分間固定表示される。従来と異なるのは、この間に再生中の動画が強制的に停止されないことと、全ての時報枠で利用可能なことの2点だ。
ニコ割フルの第1弾として、同枠では「コカ・コーラ ゼロ 一周年記念プロモーション」の告知が行われる。また、ニコ割Jr.では「きのこの山」のPRキャンペーンが、従来の「ニコ割」と併せて配信中だ。