米Googleが、Gmailの実験的機能を一般ユーザ向けに公開するWebサイト「Gmail Labs」をオープンした。Gmailを英語モードで使用している場合には、設定 (Settings) 画面に「Labs」タブが追加され、試験公開中のさまざまな機能をテストすることができる。
Gmail Labsで公開されている機能は、6月9日現在で13種。いずれもGmailが対応するブラウザであれば動作し、「Labs」タブ上でラジオボタンをクリックすることにより機能をオン / オフできる。Gmail開発チームの公式ブログ「Official Gmail Blog」によれば、各機能の利用度や反響を集計し、今後Gmailの正式な機能として採用するかどうかの参考にするとのこと。
今回公開された13種の新機能には、検索結果や重要なメッセージをワンクリックで表示できる「Quick Links」、メッセージアイコンにより分別可能にする「Superstars」、チャット時に画像を表示する「Pictues in chat」など、表示機能を拡張するものが多く含まれる。また、任意のショートカットキーを登録できる「Custom keyboard shortcuts」、マウスの動きとGmailの機能を関連づける「Mouse gestures」といった、操作性を向上させるものもある。
公開中の機能についてGmail開発チームは、不具合が潜む可能性があること、予告なしにサービスの変更や運用停止がありうることを注意点として挙げている。ユーザからの要望や不具合報告は、「Labs」タブ上にある「Send feedback」から受け付ける。