毎日コミュニケーションズは5日、ロボット専門誌「PLUS ROBOT」の創刊を発表した。「PLUS ROBOT」はロボットに興味のある人々に向け、「すぐに使えるロボット技術&ホビー情報誌」をテーマに、実際に自分で試せる制作・改造特集、知的好奇心にこたえる深く掘り下げた読み物特集などをはじめとしたロボットの最新トピックスを提供する。vol.1は6月14日発売、B5判128ページで価格は2,079円。

「PLUS ROBOT vol.1」

vol.1の第一特集は、市販のおもちゃを、ちょっとしたプログラミングでより面白く、より高機能に変身させる「トイプログラミング」がテーマ。約3万円のお手ごろ価格で入手できる二足歩行ロボット「i-SOBOT」を題材に、さまざまな機能を追加していく方法を紹介している。このなかで、携帯電話からロボットを操作したり、音声合成機能を追加してしゃべらせたり、声で命令して操作する、といったことを簡単な工作とプログラミング例を紹介。入門と実戦を兼ね備えた内容で、初心者から上級者まで幅広く楽しめる誌面作りを目指す。

「i-SOBOT」のプログラミング例が掲載されているなど、実用性も十分

「RTミドルウェア」について、それがどういったものなのかという基本的な部分から、使用の解説やRTミドルウェアを実装したOpenRTM-aistの詳細など、やや踏み込んだ内容も

また、弊誌と連動しているのも大きな特徴のひとつで、誌面では表現しきれないロボットの「動き」を、ムービーを中心としたWeb版の記事として展開。こちらは6月13日(金)から、弊誌「ホビー」チャンネルの「ロボット」カテゴリで、全5回にわたり連載(13日以降、毎週金曜日掲載予定)する。