台湾D-Linkの日本法人であるディーリンクジャパンは5日、グリーンITに対応する独自技術「Green Ethernet Technology」を搭載したギガビットスマートスイッチ「DGS-1200T/GEシリーズ」を開発、6月20日よりパートナー各社を通じて販売を開始すると発表した。
Green Ethernet Technologyにより、同シリーズは、ポートがアクティブであるか非アクティブであるかを認識、使用されていないポートを自動的にスリープ状態とするため、すべてのポートが常時電力を消費する通常のスイッチ製品と比べて不要な電力消費を削減、従来品比で最大約44%の消費電力節約効果をもたらす。
またGreen Ethernet Technologyでは、実際に接続使用されるケーブル長を検知し、その長さに合わせて電力出力を制御するため、従来品と比べて電力を抑制することが可能だ。アクティブポートにのみ電力を供給する機能と相乗して従来品比で20%~40%の省電力を可能にする。
同シリーズは中小企業向けレイヤ2マネジメントスイッチで、16ポート品「DGS-1216T/GE」、24ポート品「DGS-1224T/GE」、48ポート品「DGS-1248T/GE」の3製品がラインナップされる。いずれもジャンボフレーム、IGMP Snooping、ポートミラーリング、ケーブル診断機能、スパニングツリー、SNMPマネージメントおよびポートトランキング機能などを実装している。
なお、価格はDGS-1216T/GEが5万8,000円、DGS-1224T/GEが7万8,000円、DGS-1248T/GEが15万8,000円となっている。