SRA OSS、電通国際情報サービス、野村総合研究所の3社は4日、オープンソースビジネス推進協議会を設立した。
オープンソースビジネス推進協議会は、日本におけるオープンソースソフトウェアの普及・発展を目指し、一般のユーザ企業にとっては国際標準的な技術の採用、また提供者である情報サービス産業にとっては、すでに普及しているソフトウェアを活用することによる生産性の向上や海外展開における国際競争力の向上を目的としたもの。具体的には、ユーザ企業に対するミドルウェアを中心としたオープンソースソフトウェア活用に関するさまざまな情報提供やユーザー企業に対する有償サポートサービスや教育サービスを提供する情報サービス企業への支援活動を行う。
理事はSRA OSS、電通国際情報サービス、および野村総合研究所の3社が勤め、監事はA. L. C. S. 総合事務所の寺田達也氏、正会員はオープンソースCRM、サン・マイクロシステムズ、ターボリナックス、日立システムアンドサービス、フライトシステムコンサルティングにくわえ、6月中に他2社が参加する予定となっている。