openSUSE開発チームは29日、Linuxディストリビューション「openSUSE 11.0」のリリース候補第1版 (RC1) を公開した。対応プラットフォームはIntel i386とx86_64、PowerPCの3種。全パッケージを収録したDVD-ROM版と、デスクトップ環境としてGnome / KDE 4が収録されたライブCD版が提供される。
今回のRC1は、2007年12月よりテストが続いているopenSUSE 11.0のリリース候補版。5月13日公開のβ3で確認されていた、ブートローダ「GRUB」が起動に失敗する問題や、Gnomeに誤ったアイコンが設定されていたなどの問題が修正された。公開されているロードマップによれば、今後大きな問題が確認されない場合、内部向けのGM版を経て6月19日に正式リリースされる予定。