毎日コミュニケーションズは29日、隔月刊行の情報誌『システム開発ジャーナル Vol.4』の発売を開始する。価格は1,659円。判型はB5正寸で、全国の書店で販売される。

同誌のコンセプトは「価値を"創造"するITプロのための技術支援情報誌」。ITシステムを開発する立場のエンジニアと、それを管理/運営する立場のユーザー企業の双方をターゲットに据え、システム開発を成功させるための"上流系"ノウハウや、SOA/仮想化/SaaSといった技術トレンド、さらには人材育成やヒューマンスキルなどの話題を取り上げていくとのことだ。

Vol.4の特集1「再考 作らない開発」では、作る、つまり開発のための作業を最大限に減らすことで、ソフトウェア/システム開発の効率化と品質向上を実現することについて考察している。具体的なコンセプトとして、「再利用」「ソフトウェアファクトリ」「開発工場」「自動化」に注目し、それらを実行する際のポイント、実現に有用な各種ツール、導入事例を紹介している。

そのほか、特集2「"IT調達力"の鍛え方」、特集3「ソフトウェアの品質管理」、特別記事「Webシステム性能設計の極意」といったラインナップとなっている。

なお、マイコミジャーナルでは同誌との連動企画記事として、「SIerへの仕事の頼み方、教えます -「こんなはずではなかった」を防ぐために」および「ツールを駆使した性能試験で時間短縮と万全のテストを両立」を29日に掲載する。