日本ヒューレット・パッカードは、暗号化や改ざん防止などセキュリティ機能を搭載したテープバックアップ製品「HP StorageWorks LTO4 Ultrium1760 SASテープドライブ」(以下、「LTO4 Ultrium1760 SAS テープドライブ」)を発表した。
「LTO4 Ultrium1760 SAS テープドライブ」は、1巻当たり1.6TB(2:1圧縮時、非圧縮時は800GB)のデータを保存できる第4世代のLTOテープドライブで、バースト転送速度は300MB/秒。今回、従来からある改ざん防止機能に加えて、新たに暗号化機能が追加された。内蔵型、外付型、1Uラックマウント搭載モデルの3種類がある。
価格はいずれも税込みで、内蔵型が81万9,000円、外付型 85万500円、出荷は6月上旬の予定だ。
LTO4 Ultrium1760 SAS テープドライブ(内蔵型) |
LTO4 Ultrium1760 SAS テープドライブ(外付け型) |
また同時に、「HP StorageWorks 1/8 G2 LTO4 Ultrium1760 SAS テープオートローダ」と「HP StorageWorks MSL2024 LTO4 Ultrium1760SAS テープライブラリ」も発表。
「HP StorageWorks 1/8 G2 LTO4 Ultrium1760 SAS テープオートローダ」は、8巻のテープメディアにより最大12.8TB(2:1圧縮時)のデータバックアップを自動化することが可能。
さらに今回、新製品の発表と同時に既存製品のHP StorageWorks LTO3 Ultrium920 SAS テープドライブ (内蔵型)を16%、 HP StorageWorks DAT160 SAS テープドライブ (内蔵型)を19%、 HP LTO3 Ultrium 800GB RW データカートリッジを25%、それぞれ値下げすることもあわせて発表した。