アイシェアは、同社が提供するブロガー向け情報サイト「ブロッチ」において、災害情報に関する意識調査の結果を発表した。それによると、地震発生後や災害の報道を見た後でインターネットで災害情報を閲覧したことのある人が全体の約6割を占めた。

この調査は20代から40代を中心とする同社のサービス会員を対象に実施され、男女636名から回答を得たもの。災害情報や注意報・警報を最初に知るのは「テレビ」が全体の58.3%と最も多く、特に40代は64.9%とその傾向が高かった。一方、インターネットの「ニュースサイト」13.1%、「天気・地震などの専門サイト」8.3%など、約2割が第一報をネットで得ているということがわかった。

地震などの災害情報や注意報・警報を最初に知るのはどこからですか?(n=636)

また、実際に地震を経験したり報道を見たりした後では、55.8%が「災害情報閲覧」、3.1%が「安否確認」の目的でインターネットを利用している。特に報道においては欲しい情報を効率的に探せるネットの特徴が力を発揮していると言える。なお、携帯電話の「災害掲示板」については「知っているが使ったことはない」が半数近くと最も多く、「知らない」も24.4%に上るなど、平時からのサービス周知などに課題がありそうだ。

大きな地震などの体験、報道の後に携帯電話やパソコンからネットを利用したことはありますか?(n=636)