日立ソフトは19日、同社のオンデマンド開発環境「SecureOnline統制IT基盤提供サービス」(SecureOnline)上で、プロジェクト管理および開発管理の支援システムを月額単位で利用可能なサービス「ManageFeed」を開始した。初期費用は2万1,000円、月額利用料は5万2,500円から。

ManageFeedの第1弾である「開発管理支援サービス」では、オープンソース・ソフト(OSS)の開発管理支援ツールを同社が統合、連携して提供する。ポータル/Wiki/課題管理/バグ管理/変更・構成管理/ダッシュボードの各機能を含み、Trac(バグ管理)やSubversion(バージョン管理)、Mantis(Webベースのバグ管理)など、広く知られるOSSを採用しているためユーザーが抵抗感無く利用できる。必要な機能を需要に応じて利用することで、導入、運用コストを低減でき、また統合環境での提供のためOSS間の連携や認証の一元管理が可能という。

そのほか、ManageFeedのサーバを共有する場合、チームや外注先など事業者ごとに利用範囲を設定するなど、要件に合わせたセキュアな環境を構築できるほか、Webアプリケーションのため専用ソフトが不要で、SecureOnlineを通じた遠隔地との情報共有が可能。また、契約締結後3営業日で利用可能であり、導入時に管理サーバの購入やインストールが不要だ。

ManageFeed開発管理支援サービスにおけるオープンソース・ソフト(OSS)の構成と付加価値

今後の展開として、SecureOnlineではなくユーザー環境での構築サービスや、プロジェクト管理支援サービスを含む他の開発支援ツールの提供を予定している。

初期費用と月額利用料

サービス名 初期費用 月額利用料 備考
ManageFeed 2万1,000円 5万2,500円から
SecureOnline 4万2,000円から 4万5,150円から 仮想開発サーバおよびネットワーク接続利用料