財団法人マルチメディア振興センターは16日、「ASP・SaaS安全・信頼性に係る情報開示認定制度」で認定したサービス/事業者を発表した。

同制度は、必須の開示事項を適切に公開し、かつ一定の要件を満たしているASP/SaaSサービスを認定するもの。ASP/SaaSサービスの利用を検討している企業/地方公共団体に対して指針を提供すべく開始された。総務省とASPIC(ASP・SaaSインダストリ・コンソーシアム)が推進し、マルチメディア振興センターが審査/認定を行っている。

同制度を巡っては、総務省とNPO法人ASPIC(ASP・SaaSインダストリ・コンソーシアム)が共同で調査研究を進め、昨年4月に「ASP・SaaS普及促進協議会」を設立。昨年11月には「ASP・SaaS安全・信頼性に係る情報開示指針」第一版を、今年4月には「ASP・SaaSにおける情報セキュリティ対策ガイドライン」を総務省のWebサイトにて公表している。

今回認定を受けたサービスは、以下の8つ。今後も随時申請を受け付け、認定があり次第、マルチメディア振興センターのWebサイトで公開してくという。

認定サービス名 提供事業者名
Salesforce セールスフォース・ドットコム
アイル iCLUSTAサービス GMOホスティング&セキュリティ
WebOffice 富士通ビジネスシステム
FormFactory エイケア・システムズ
MailPublisher Smart Edition エイケア・システムズ
MailPublisher Mobile Edition エイケア・システムズ
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