米Googleは15日(米国時間)、同社のOSS開発支援サイト「Google Code」にて「ReadAir 0.1.1」を公開した。ReadAirは、Google Readerクライアントとして動作するAIRアプリケーション。Mac OS Xを模したUI(テーマ)を取り入れている。

ReadAirの利用画面

同アプリケーションを導入すると、これまでWebブラウザを介さなければ利用できなかったRSSリーダ「Google Reader」をデスクトップアプリケーションとして使用することができる。0.1.1というバージョン番号からもわかるとおり、開発は未だ初期段階にあり、不安定な部分も残るが、基本的な機能はひととおりそろえられている。また、今回のリリースから、Google Readerで提供しているj/kキーによるキーボードショートカット機能(jキーで次のフィードへ、kキーで前のフィードへ移動)も利用できるようになった。

ダウンロードは、ReadAriのプロジェクトサイトから可能。同サイトには、今後の予定として、Google Readerで利用可能な全キーボードショートカットへの対応、オフラインモードの取り込み、Windows XP/Vista風テーマの提供などが挙げられている。