人材登録サービスと求人情報配信サービスを展開する米eQuestはこのほど、登録者の動向に関する調査結果を公表した。

調査は2007年1月から12月31日の間にかけて実施。eQuestの仕事追跡技術をもとに、求人広告を閲覧したユーザーのうち、次のアクションやプロセスに進む人数をカウントして傾向を探った。

その結果、平日に検索を行うユーザーが多く、週末にかけての行動は著しく低下することがわかった。特に、登録については平日に18%行われているのに対して、週末は5%にまで落ち込むという。さらに、時間帯については、ビジネスアワーにあたる日中正午から夕方4時の間がもっとも集中する傾向にある。ちなみに2006年の調査では、火曜から水曜のランチタイムの時間帯に活動するユーザーががもっとも多かった。

eQuestの代表取締役兼CEOのJohn Malone氏は「求人広告の検索結果は、投稿された日時で表示されるので、多くのユーザーの目に触れる仕事が採用につながることをこのデータは示している。今回の調査結果から、企業は日曜の夕方から月曜から水曜の朝早い時間帯に求人情報を投稿すべきだ」とコメントしている。