FPGAベンダの米Actelは13日、ヒューマン・マシン・インタフェース(HMI)およびミニチュア・モータ・コントロール機能を管理する2種類のプラグイン方式ドーターカードを発表した。
これらのドーターカードは、同社のFPGA「IGLOO」を用いた「IGLOO Icicleキット」のプラグインキットとして提供される。
HMIドーターカードは、キーパッドのコントロール、白色LEDの輝度調整、赤緑青のLEDの加色混合、トーン発生を行うことができ、スマートフォン、携帯ゲーム機、リモコンなどのアプリケーションへの適用が見込まれている。
また、モータ・コントロール・ドータカードは、ブラシレスDCモータカードやステッパモータカードのコントロールを行うことができ、人工呼吸器や薬物注入ポンプ、輸液用ポンプ、セキュリティカメラといった携帯機器に採用される各種機能に対応する。
なお、同社では、既存のIGLOOをベースとするストレージおよびディスプレイ関連開発基板、設計例、IPコアに加え、今回のコントロール関連ソリューションの投入により、携帯機器市場においてIGLOOの需要が高まることを期待するとしている。