米Microsoftは12日(英国時間)、IMサービス「Windows Live Messenger」と動画コンテンツサービス「MSN Video」を組み合わせた「Messenger TV」サービスの提供を開始した。MSNユーザーは、動画を観ながらチャットが楽しめる。当初、英国など一部市場での提供となる。

MSN Videoで提供するプレミアムコンテンツをチャット中に楽しめるサービス。MicrosoftはMSN VideoでMTV、ソニーBMGなどが提供するコンテンツを配信しており、新サービスにあたり、英国でのコンテンツパートナーとして、Channel 4、EMIなどと提携、自社コンテンツをMSN Videoで公開する。

Windows Live Messengerにログオンし、友人とチャットを開始した後、アクティビティからMessenger TVを選択、コンテンツライブラリから自分が観たい番組をクリックする。プレイリストの作成もできる。

Messenger TVでは、広告サービスも特徴となる。ローンチにあたり、米Pepsi、米Twentieth Century Foxらと欧州広告パートナーとして提携した。

Messenger TVはまず、欧州主要各国、オーストラリア、ニュージーランド、ブラジルなどの国で提供する。