米Microsoftは12日(現地時間)、Visual Studio 2008および.NET Framework 3.5のService Pack 1 Betaを公開した。
Visual Studio 2008 SP1 Betaでは、Visual Basic/Visual C++のコンポーネントが追加されたほか、WPF(Windows Presentation Foundation) designerの性能改善、JavaScriptコードの入力支援機能強化などが実施されている。また、SQL Server 2008およびADO.NET Entity Frameworkがフルサポートされ、ADO.NET Entity Designerが組み込まれるなど、同社製品/技術との親和性向上も図られている。
一方、.NET Framework 3.5 SP1 Betaでは、WPFが改善され、同アプリケーションのパフォーマンスが20~45%向上。加えて、ADO.NET Entity FrameworkやADO.NET Data Servicesが取り込まれ、データアクセス処理をよりシンプルに実装できるようになった。このほか、インストール作業の簡略化、クライアントアプリケーション開発向け軽量ランタイムの配布なども行われている。
今回公開されたService Pack 1 Betaは、米MSDNのDeveloper Centersにて入手できる。