産経新聞社と東京藝術大学は、ドイツの美術と建築に関するバウハウスのコレクションを集めた展覧会「バウハウス・デッサウ展」を東京藝術大学大学美術館にて開催している。観覧料は、一般1,400円、高校・大学生800円、中学生以下は無料。開催期間は7月21日まで。
1919年にドイツ・ヴァイマールにて設立されたバウハウスは、建築家、画家、詩人など、当時の芸術や建築のジャンルで活躍していた一流アーティストが教鞭をふるっていた造形芸術学校で、20世紀の文化、建築、デザイン、芸術、新メディアに与えた影響は大きいといわれている。
本展では、ドイツのデッサウ市で活動するバウハウス・デッサウ財団所蔵のコレクション241点(日本初公開146点を含む)や国内外から集められた約260点におよぶ貴重なプロダクトと資料を公開し、デッサウ期(1925~1932年)の活動を中心に当時の文化動向や社会情勢との関わりや、バウハウスというデザイン運動の核心とその誕生の起源を紹介している。主催者側によれば、バウハウス・デッサウ財団所蔵のコレクションが、これほどの規模でドイツ国外において紹介された例はなく、バウハウスとその活動の理念を大きく展覧する貴重な機会だという。
展覧会概要
タイトル | バウハウス・デッサウ展 |
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会期 | 2008年4月26日~7月21日 月曜休館(7月21日は除く) |
開館時間 | 10時~17時(入館は16時30分まで) |
会場 | 東京藝術大学大学美術館 東京都台東区上野公園12-8 |
観覧料 | 一般1,400円、高校・大学生800円、中学生以下無料 |