Wind Riverは、RMIのマルチコア、マルチスレッド・アーキテクチャの「XLRプロセッサファミリ」に対するサポートを、Wind Riverのキャリア・グレード・ランタイム・プラットフォーム「Wind River Platform for Network Equipment, Linux Edition 2.0(Wind River Platform NE, Linux版2.0)」および対称型マルチプロセッシング(SMP)に対応した「VxWorks 6.6」にまで拡大することを発表した。

これにより、RMIのエンタープライズ製品およびネットワークインフラ製品を利用するユーザーは、リスクおよび開発コストを抑えた、よりパフォーマンスの高いマルチコア対応製品の開発が可能になるほか、既存開発ツールに対するSMP拡張機能を最大限に活用した、ユニプロセッサ開発と同じ開発プロセス/開発環境の利用による生産性の向上が可能となる。

Wind River Platform NE, Linux版2.0およびSMP対応VxWorks 6.6製品はいずれも、即日RMIのXLRプロセッサ用ボード・サポート・パッケージとともに提供される。また、Wind River Workbench On-Chip Debugging製品も、RMIのXLR/XLSプロセッサ製品群への統合とサポートが提供される。