大日本印刷が企画・運営するグラフィックデザイン専門ギャラリー"ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)"にて、第263回企画展「アラン・フレッチャー:英国グラフィックデザインの父」が、5月9日~31日に開催される。

アラン・フレッチャーは2006年9月に没するまで、イギリスのみならず世界のグラフィックデザインに大きな影響を与えた存在。デザイン・アンド・アートディレクターズ・ソサエティ(D&AD)の設立に参加。また、デザイナー集団ペンタグラム創設者の1人として、機知と風刺に富んだ新しいデザインの可能性の開拓者として活躍した。さらに、ウィーンの出版社ファイドン・プレスのクリエイティブ・ディレクターとしてコンサルタントを務め、数多くの美術書籍を普及させた立役者でもある。

「Designers Saturday London」1982年

「National Portrait Gallery montage」1990年

この企画展では、ロンドンのデザイン・ミュージアム収蔵作品からポスターを中心に約60点を展示。ビジュアルへの豊かな好奇心を保ち続けたアラン・フレッチャーの世界を堪能できる内容になっている。

  • 会期:5月9日(金)~5月31日(土) ※日曜・祝祭日休館

  • 開催時間:11:00~19:00(土曜日は18:00まで)

  • 会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)

  • 入場料:無料