ミドルウェアの開発・サービス提供を行うシンクーは17日、ネットショップを一括横断検索する常駐型アプリケーション「ショッピング・ファインダー 1.0」の無償配布を開始した。ショッピングモールや個別のネットショップを対象に、1,000万品目を超える商品の検索が可能。また、基本機能を体験できるWebサイト「トライ! ショッピング・ファインダー」も同時に公開されている。

「ショッピング・ファインダー 1.0」を使った「VOCALOID2」の検索結果画面

「ショッピング・ファインダー」は、楽天市場やAmazon.co.jpなどの大手ショッピングモールと60以上の専門店を横断して商品を検索することができる。ローカルで動作するため、検索キーワードや閲覧履歴、お気に入り登録などが保存でき、比較や再検索が容易になる。

表示待ち時間を抑える機能や、キーワードのドラッグ&ドロップで検索可能など、操作性の高さも特徴。さらに今後はプッシュ型の機能やコミュニティ機能などの追加が予定されている。

同製品は同社が提供するミドルウェア「NetPublisher」上で動作しており、同製品以外にも様々な機能を搭載していくことができる。また、P2Pでユーザー同士の情報交換などが行えるプラットフォームとしても機能することが可能だという。