VMwareは10日(米国時間)、VMware Infrastructure 3.5の最初のアップデート版となるVMware Infrastructure 3.5 Update 1を公開した。VMware Infrastructureは同社の旗艦プロダクトで構成された仮想化インフラストラクチャ。3.5 Update 1ではMicrosoft Cluster Serviceインサイド仮想マシンがサポートに追加された点とESXiにVMware HAサポートが追加された点が注目される。

それ以外でも3.5 Update 1ではサポートするホストやハードウェアが追加されている。ゲストOSとしてRed Hat Enterprise Linux 5.1、Red Hat Enterprise Linux 4 Update 6、SUSE Linux Enterprise Server 9 SP4、Ubuntu 7.10が追加されたほか管理エージェントとしてDell OpenManage 5.4、HP Insight Manager 8.0が、バックアップソフトウェアサポートとしてTivoli Storage Manager 5.5およびEMC (Legato) Networker 7.4.1が追加されている。

ハードウェアとしてはIntel 82598 10ギガビットEthernetコントローラのサポートが追加されたこと、同NICでNetQueueがサポートされたこと、同NICおよびIntel Gigabit VT Quad Port Serverアダプタにおけるジャンボフレームがサポートされたことが注目される。