Microsoft, Tim Seath氏は7日(米国時間)、自身のブログにおいてSilverlight 1.0の最新メンテナンスリリースを公開したことを発表した。これはSilverlight 1.0に対するマイナーメンテナンスアップデートにあたるもので、ユーザから寄せられた問題を修正したものとされている。
同氏はすでに同ブログ読者の多くがSilverlight 2 Beta 1を使っているだろうとしながらも、多くのユーザに対してSilverlightコンテンツを活用したWebサイトを現在構築しているのであれば、同社がユーザからの報告をもとにSilverlight 1.0のメンテナンスリリースを継続していることに注目すべきだと説明している。
今回公開されたメンテナンスリリースのバージョンは1.0.30401.0。WindowsとMac OS X向けの2種類が用意されている。nForce 4マザーボードにおけるオーディオバグの修正やASXプレイリスとにおけるカスタムパラメータのサポート更新、Mac OS X Leopardのフォントサポートの修正、インストール時やアップデート時の多言語サポートの改善などが実施されている。これらは問題の修正や改善を目的としたもので既存のアプリケーションそのものには影響を与えないとされている。ちなみにバージョン番号に含まれている0401は4月1日にコンパイルされたことを意味している。
また同氏は多くの人が同氏らがリリースノートを公開し変更の要点を示していることを知らないようだと述べ、Silverlight 1.0 Release Notesを公開していることを説明している。Leopardでフォントの表示に違和感を感じている場合や、nForceマザーボードを使っている場合には最新のSilverlight 1.0へアップグレードするとよさそうだ。