BSLシステム研究所は、在庫管理ソフト「在庫らくだ」のバージョンアップとなる「在庫らくだ4」を25日より発売する。標準価格は上位版である「在庫らくだプロ4」が19,800円(税別)、スタンダード版となる「在庫らくだ4 普及版」が12,800円(税別)となる。対応OSはWindows 2000 / XP / Vista。
在庫らくだ4は、多種多様な在庫管理形態を包含しているほか、高い登録設定や汎用性のある使いやすさなどの特徴を持つ在庫管理ソフト。今回のバージョンアップでは、これまでのバージョンを使用したユーザーから寄せられた要望や情報などが反映されている。特に注文書周りは強化されており、注文書の自動取り込み機能や発注が必要なもののリストを自動で作成する機能(プロ版のみ)なども搭載されている。
また、XGAに対応、入力画面領域を従来比で最大約25%拡張したほか、操作方法をイメージさせるアイコンやボタンの採用により、見やすさと操作性を向上させている。さらに、検索機能の強化も図られている。入力画面上で商品名や取引先名を検索する際、探したい言葉の一部だけの入力で、「先頭一致」や「部分一致」などの検索が可能となった。
このほか、インターネットを活用した「お知らせ機能」を搭載。同社から提供されるの"使い方のヒント"や"バージョンアップ情報"などのお知らせを在庫らくだのメインメニュー画面で確認することができる。
また、プロ版のみの機能としては、入出庫伝票の転記機能が追加されたほか、ロット管理や複数倉庫の各倉庫ごとの管理機能などが搭載された。特に入出庫伝票の転記機能は、ユーザーからの要望が多かった機能で、以前に作成した入出庫伝票から、同じ情報を新しい伝票に転記することができ、入力作業を簡素化することが可能となる。
なお、普及版を購入したユーザーや前バージョンのユーザーに対しては、アップグレード可能な優待版の提供も行われる。