NXP SemiconductorsとIPextremeは、NXPが開発したデザイン再利用メソドロジ「CoReUse」と関連ツール「QCore」をIPextremeを通じて半導体業界に提供することを発表した。

CoReUseは、エンジニアによる再利用可能なデジタル、アナログ混合信号およびRF IPの開発をガイドする一連の仕様、ガイドライン、テンプレートで構成されており、エンジニアはグループレベルおよびエンタープライズレベルの両方で、再利用できるIPを開発することが可能となる。

また、QCoreはNXPが開発したEDAツールで、IPの成果物およびドキュメントの標準規格や仕様に対する適合性を自動チェック。CoReUse標準への適合性のレベルに基づいてIPを分類する認定を発行する。これにより、インテグレータは使用するIPの完全性と品質を確認することができるようになる。

CoReUseおよびQCoreは、すでに提供を開始しており、CoReUse標準は、IPextremeの「Core Store」を通じて電子書籍として購入することができる。また、CoReUseを効果的に活用するためのトレーニングを希望する企業向けに、CoReUseトレーニングコースも用意されている。このほか、QCoreは、シートレベルのライセンスおよびエンタープライズレベルのライセンスを通じて提供されることとなっている。