ドリーム・アーツは、インタフェースにAjaxを採用するプロジェクト支援ツール「ひびきRPROJECT ver.1.3」を発売した。ライセンス価格は10クライアントパックで80万円(税別)から。
「ひびきRPROJECT」は、同社の大企業向け企業情報ポータル型グループウェア「INSUITE Enterprise」(インスイート エンタープライズ)を基盤とし、各機能をシームレスに統合。プロジェクトポータル、タスクリスト、ガントチャート、掲示板などの機能により、プロジェクトの進捗状況をWeb上でリアルタイムに「見える化」(可視化)できる。
他メンバーとの業務やステータスの共有により、課題への注意喚起や問題解決への自発的な行動を促し、自律的なプロジェクトの運営を支援するという。
同製品はプロジェクトの実施過程で作成する各種の成果物をタスクごとにスケジュール上で一元管理し、全社で共有、活用できる。現場で完成した成功プロセスを新しいプロジェクトに再活用可能であり、業務改善のPDCA(Plan Do Check Act)サイクルを継続して洗練させることが可能。
プロジェクトの担当者個人が所有し、属人的な情報として埋没することが多いプロジェクトの成果物に加え、その作成過程やノウハウを共有することで業務効率を向上するとともに、現場の知恵やひらめきを活性化させ、プロジェクトの質とスピードを高めることが可能としている。
新バージョンではAjaxの採用によりインタフェースを強化するとともに、画面レイアウトやメニュー構成を改善して使いやすさを追及。また、膨大なデータ処理のアルゴリズムを最適化し、パフォーマンスを向上した。