MicrosoftのXML形式のドキュメント・フォーマット「Office Open XML」がISO/IEC国際標準として承認された模様だ。国際標準化機構 (ISO)からの正式発表は4月2日になる見通しだが、MicrosoftやEcma InternationalがDIS 29500 (Ecma Office Open XML)の標準化投票の結果を伝えている。

Microsoftによると、投票権のあるメンバーの75%以上が必要であるのに対して86%の賛成票を獲得した。またPメンバーの75%の賛成を得て、同メンバーの3分の2以上という条件もクリアした。

昨年9月に行われた最初の投票では、Microsoftは標準化に必要となる3分の2の賛成票を得られなかった。同社は標準化案に寄せられたコメントへの対応案を作成して、2008年2月にスイスで行われたBRM(Ballot Resolution Meeting)に提出した。この結果を基に、参加各国メンバーによる第2回の投票が行われた。