動画投稿サイト「ニコニコ動画(SP1)」を運営するニワンゴは1日、日本音楽著作権協会(JASRAC)の管理楽曲の利用に関する許諾契約をJASRACと結んだと発表した。これにより同サイトのユーザーはJASRACが管理する楽曲を自分で演奏したり、自分で演奏したものに合わせて歌ったりした動画作品を投稿できるようになる。

今回ニワンゴとJASRACは、ニコニコ動画(SP1)とともに、同サイトに閲覧用動画の供給を行っている「SMILEVIDEO」におけるJASRAC管理楽曲の利用についても許諾契約を結んだ。ニワンゴはJASRACに契約に応じた金額を支払うことになる。

ニワンゴでは、「今後も権利者やコンテンツホルダー、諸団体との対話に基づいた権利保護の取り組みを強化し、その要望を踏まえつつ、著作権侵害問題に適切に対処していきたい」としている。