松下電器産業は、AVCHDフォーマットの業務用カムコーダー「AG-HMC75」を4月に発売する。同製品は光学式手振補正システム付き12倍ズームライカディコマーレンズと、1/4型プログレッシブ3CCDを搭載。映像はSD/SDHCメモリーカードに1080iのハイビジョンサイズで記録でき、16GBのSDHCカードを使用した場合、長時間モードで約360分の長時間撮影が可能だ。SD/SDHCメモリーカードを記録媒体に採用したことで、耐振動・耐衝撃に優れ、テープ収録のようなドロップアウトノイズも原理的に発生しないため、ローコストで信頼性の高いハイビジョン撮影を行えるとしている。

肩乗せ型のAVCHDカムコーダー「AG-HMC75」

また、肩乗せ型のデザインとしたことで安定した撮影が可能。業務用XLR音声端子、音声ボリュームの搭載、外付けマイクロホンやバッテリーライトを装着できるアクセサリーシューの装備など、プロフェッショナルなビデオ撮影業務にも対応する仕様を備える。付属の撮影データ取り込み・書き出しソフト「HD Writer 2.5J for HDC」はAVCHD→DVD-Video(SD)変換機能などを備え、Windows 2000/XP/Vistaに対応する。

本体サイズは幅233×高さ233×奥行434mm、本体重量は約2.7kg。価格は29万1,900円となっている。