米Googleは3月31日 (現地時間)、ワードプロセッサ/スプレッドシート/プレゼンテーションのオンラインアプリ「Google Docs」へのオフライン機能追加を明らかにした。今後数週間中に英語版サービスのワープロ機能でオフラインのドキュメント閲覧と編集が可能になる。その後スプレッドシートとプレゼンテーションでのサポートも計画している。また英語以外の言語への拡大も進めているという。
オフライン機能を利用するには、Google Gearsのプラグインをインストールした対応Webブラウザ (Firefox 1.5以上またはInternet Explorer 6以上)からGoogle Docsにアクセスする。アカウントがオフライン機能に対応している場合は、画面上部のアカウント名の横に「Offline」と書かれたリンクが表示される。「Enable offline access」でオフライン機能をアクティベートすると、Offlineリンクがオンライン/ オフラインを示すアイコンに変わる。オンラインの場合はアイコンが緑色、オフラインではグレーになる。
オフラインでドキュメントにアクセスするには、URLの入力ボックスに「docs.google.com」と入力するか、Google Docsのデスクトップアイコンをクリックする。再びオンラインになった時に、オフラインでの編集内容がオンラインのGoogle Docsに自動同期される。「ノートPCを持って出かける前にドキュメントをローカルに保存したり、オンラインにもどる時に変更の保存を憶えておく必要はない。全てが非常にシームレスだ」とGoogle DocsのソフトウエアエンジニアのPhilip Tucker氏は説明する。