米Microsoftは3月20日 (現地時間)、rootkit探知ソリューションを開発する米Komokuの買収を発表した。エンタープライズ向けセキュリティ製品「Forefront」、一般向けPC総合ケアサービス「Windows Live OneCare」などにKomokuの技術を組み込む予定だという。
Komokuは2004年に設立されたベンチャー企業で、あらゆるOSを対象にrootkitの関与が疑われる異常を検出し、原因を分析するハードウエア/ ソフトウエア・ベースのソリューションを提供している。その高い技術は、DARPA (Defense Advanced Research Projects Agency)、U.S. Navy、米国土安全保障省、米国防総省などの政府機関で採用されており、Komoku買収を通じてMicrosoftは国家重要機関との関係を強化できる。