NECは、エンタープライズサーバ「Express5800/1320Xf」が「TPC-Eベンチマーク」において、世界最高記録となる1秒あたり1,126トランザクション(tpsE)を達成したと発表した。
「TPC-Eベンチマーク」は、証券会社の株取引業務をモデルとしたトランザクション処理性能を測定するもので、NECが樹立した1秒あたり1,126トランザクション(tpsE)というのは、従来の最高記録を約70%上回るもの。
世界最高記録は、インテル社の64ビットプロセッサ「Itanium」およびNEC自社開発の「A3チップセット」を搭載した「Express5800/1320Xf」とWindows Server 2008、SQL Server 2008の組み合わせで実現した。
測定システムは以下の通り。
製品名 | Express5800/1320Xf |
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プロセッサ | Dual-Core Intel Itanium Processor 9150N (1.6GHz/24MB L3cache) |
プロセッサ数 | 32 |
プロセッサコア数 | 64 |
プロセッサスレッド数 | 64 |
システムメモリ | 512GB |
OS | Windows Server 2008 for Itanium-based Systems |
データベース | Microsoft SQL Server 2008 Enterprise Edition for Itanium-based Systems |