コミュニケーションビジネスアヴェニュー(以下CBA)は、AsteriskベースのIP-PBXソフト「trixbox Pro」の中小企業向け製品「trixbox Pro SMB」を、本日より販売すると発表した。

「trixbox Pro」は、オープンソースのIP-PBXソフト「Asterisk」をベースに米Finality社が開発した製品。企業の基幹通信システムとして、世界97カ国、6,000を超える企業の6万以上のユーザーの稼動実績があるという。CBAでは、Finality社の国内総代理店として2月より販売を開始している。

「trixbox Pro SMB」のパッケージは大きく2種類に分かれており、基本的なPBX機能のほかに、自動音声応答、Outlookと連携したユニファイドメッセージング機能などが標準で実装される「trixbox Pro SMB10」「trixbox Pro SMB20」と、通話録音、顧客管理システム(CRM)との連動など、本格的なコールセンターでの使用にも堪える機能を搭載する「trixbox Pro SMB10 Plus」「trixbox Pro SMB20 Plus」の2種類4タイプがある。IP端末は、SMB10が10台、SMB20が20台それぞれ利用できるが、企業の規模に合わせ数百単位まで拡張することができる。

価格は「trixbox Pro SMB10」が70万円から、「trixbox Pro SMB10 Plus」が135万円から(いずれも設置工事及び保守費用別途必要)となっている。