NTTPCコミュニケーションズや住友商事など11社は、Web 2.0やNGNに対応した「B to B to C」向けの次世代プラットフォームを提供する新会社「株式会社リガーズ」(代表取締役社長:佐野忍氏、本社:東京都千代田区、資本金:1億8,800万円)を設立したと発表した。4月から順次サービスを提供していく予定。
設立に参加したのは、NTTPCコミュニケーションズ、CSK-IS、住友商事、テレビ神奈川、電通、東京海上日動火災保険、トッパン・フォームズ、ビックカメラ、フルハウス、ミロク情報サービスの11社。社長に就任した佐野忍氏は、2月末までNTTPCコミュニケーションズの常務取締役を務めていた。
新会社は「ITで企業をつなぐ」をスローガンに、次世代ネットワーク「NGN」やWeb 2.0時代に相応しい、「B to B to C」向けの安全で質の高い新しいソーシャルプラットフォームサービスを提供し、新たなビジネスモデルの創出を目的としている。
具体的な事業内容は次の通り。
次世代プラットフォームサービスの提供
Web 2.0/NGN時代に相応し、顧客が利用するデバイス(PC/携帯/PDA等)を意識することなく、ブロードバンド、モバイル、インターネット等へアクセスフリーにどこからでも利用でき、あらゆるメディア(テキスト/静止画/動画/音楽)を自由に安心して活用できる付加価値の高い次世代プラットフォームサービス(Web、SNS、ストレージ、メディア変換、EC等)を提供。
新たな社会基盤としてのプラットフォームサービスを提供
多種多様なサービスをシングルサインオンで利用でき、顧客一人一人に合ったリコメンド機能を提供することにより、顧客の利便性をさらに高めるほか、高度なセキュリティに守られた、生涯にわたり利用できる安心、安全な社会基盤としての次世代ソーシャルプラットフォームサービスを目指す。
新たなマーケット開拓への取り組み
次世代ソーシャルプラットフォームサービスの提供を通じて、企業が顧客の行動分析や相互送客等によるシナジー効果の高いビジネスモデルを創造し、新たなマーケットの開拓に貢献。
なお、今後は設立主旨に賛同してもらえる企業の参加を募り、3年目には参加企業100社、顧客数200万人を目指す。