NECは、ラーニングマネージメントシステムで米国売上No.1(米BERSIN ASSOCIATES社調べ)の米SumTotal Systems社と協業し、企業における社員教育を総合支援するソフトウェアをSaaS型で提供する「Cultiiva Global(カルティバ グローバル)」を、日本および米国において本日より販売すると発表した。

「Cultiiva Global」は、SumTotal Systems社製のラーニングマネージメントシステム「ResultsOnDemand」とNECのサービス基盤を連携して提供するもの。NECは顧客ニーズに合わせたカスタマイズやコンサルティングサービス等を付加し、グローバルに利用可能なオンデマンドサービスとして提供するという。

「Cultiiva Global」は、数十万人レベルの大規模な一斉教育に対応できるとともに、標準で11言語(オプションで26言語)に対応しており、グローバル多拠点での利用が可能。 さらに、NECのカスタマイズサービスにより、教育内容に応じたアクセス制御(社内でのみ受講可、社員自宅パソコンからも受講可など)や、各社員に配布するID、パスワードの発行/受付機能の追加など、顧客ニーズに応じた教育環境を実現できる。 また、SAPやPeapleSoftの人事管理製品とも連携が可能だという。

サービスイメージ

利用価格は、1万人規模の場合で月額300万円から。

NECは、大手企業を中心に今後3年間で30社への販売、30億円の売り上げを目指す。