独SAP傘下のBusiness Objectsは12日(現地時間)、ダッシュボードツールの最新版「Xcelsius Engage 2008」を発表した。データを視覚化でき、各種サービスとのマッシュアップも可能。同日提供を開始した。

Xcelsius Engage 2008は、「Microsoft Excel」を利用するデータモデリングツール。これを利用して、部門別や用途別にダッシュボードを作成し、データを視覚的に表示できる。複数のWebアプリケーション、社内のアプリケーションをあわせるマッシュアップも可能。データは「Microsoft PowerPoint」「Adobe PDF」をはじめ、社内外のWebアプリケーションで利用できる。

最新版では、「Crystal Reports 2008」との統合を強化し、インタラクティブなレポートを作成できる。「Adobe LiveCycle Data Services」との親和性も強化した。

SDKを利用して、特定ニーズに合わせたカスタムアプリケーションを作成できる。「Adobe Flex」を利用して、拡張コンポーネントの開発も可能という。