データコア・ソフトウェアは、ストレージ仮想化ソフトSANmelodyをベースにしたエントリークラスの「SANmelody Virtual Infrastructure Foundation」2種類と、本格的な仮想ストレージ導入に必要な全ての機能が入った「SANmelody Virtual Storage Package」6種類の出荷を開始したと発表した。

「SANmelody Virtual Infrastructure Foundation (VIF)」は、データコアの提唱するインフラ全体の仮想化コンセプト「Total Enterprise Virtualization」を実現するエントリーレベルのパッケージ。16万円からSANの共有ストレージを提供し、将来の機能アップや容量拡張にライセンスのアップグレードで対応する事ができる。

「SANmelody Virtual Storage Package」は、仮想サーバの環境に合わせ、細かな容量拡張が可能になった高機能パッケージ。SANmelodyの全ての機能が使え、容量の拡張に合わせてライセンスのアップグレードが可能。

詳細は以下の通り。

製品名 機能 ターゲット 対応容量
SANmelody Virtual Infrastructure Foundation シン・プロビジョニング iSCSI 3TBまで
SANmelody Virtual Infrastructure Foundation Plus シン・プロビジョニング/スナップショット iSCSI/Fibre Channel 4TBまで
SANmelody VM SAN Starter Package シン・プロビジョニング/スナップショット/同期ミラーリング/遠隔ミラーリング iSCSI/Fibre Channel(オプション) 2TBまで
SANmelody Virtual Storage Package1~5 シン・プロビジョニング/スナップショット/同期ミラーリング/遠隔ミラーリング iSCSI/Fibre Channel(オプション) 3TB~32TB

なお同社では、VMware Infrastructure 3を6月30日までに購入した人を対象に正規ライセンスと半年のサポート、インストールガイドを無料で提供するキャンペーンを実施している。