アルプス社は、9日・名古屋市での「2008年名古屋国際女子マラソン大会」の開催にあわせ、東海テレビ放送と共同で、大会ホームページ内でコースガイドMAPを公開した。ひとつの画面の中に地図と動画が表示され、互いに同期して再生される。
アルプス社の地図サービス実験サイト「ALPSLAB(アルプスラボ)」上で開発された技術「ALPSLAB video」を使い、地図に示された任意の位置・区間に対応する動画を再生する。ルート上のポイントごとに画像や解説を再生し、巻戻し・早送りや、見たいポイントへのジャンプなどが可能。あわせて、表示地点およびコース全体の標高をグラフ表示する。コースガイドMAPを連続再生すると、約7分弱の解説で大会の見所を事前に知ることができる。
名古屋国際女子マラソンは毎年この時期に開催されているが、五輪や世界陸上などが開催される年には、女子代表選手を選考する最後のレースとしての意味合いを持っている。今年は北京五輪の開催があるため、特に注目される大会となる。
大会終了後にはALPSLABと東海テレビの共同企画第2弾として、大会の記録を活用した新サービスを公開する予定。