警視庁は6日、「メールの内容をばらされたくなかったら金を持ってこい」と同級生の男子生徒から金を脅し取ろうとしたなどとして、東京都東村山市内の中学2年生の14歳の女子生徒を、恐喝未遂の疑いで逮捕したと発表した。調べによると、女子生徒は男子生徒を同級生と知らずにメールをしていたが、顔写真が送られてきたため気づいたという。
警視庁少年事件課と東村山署の調べでは、女子生徒は1月22日、同じく14歳の男女3人と共謀し、東村山市内の中学校においてライターの火を男子生徒の顔に近づけ、「親の顔を盗んででも絶対に持ってこい」「今日ここでボコされないだけでもいいと思えよ」などと脅し、金銭を脅し取ろうとした疑い。
男子生徒は昨年、友達から受け取ったメールを通じて女子生徒のメールアドレスを知り、次第に過激なメールをやり取りするようになったが、その過程で顔写真を女子生徒に送ってしまった。顔写真を見た女子生徒は男子生徒を同級生と気づき、恐喝を思いついたという。