マイクロソフトは、先月20日から提供されている「SQL Server 2008日本語プレビュー版」のプレス向け説明会を開催。最終CTPであり初の日本語ユーザーインタフェースを搭載したプレビュー版「CTP2月版」の機能説明を行った。
サーバープラットフォームビジネス本部 アプリケーションプラットフォーム製品部 エグゼクティブプロダクト マネージャの斉藤泰行氏 |
「SQL Server 2008」はこれまで3度のCTP版がリリースされて来たが、2月20日に提供が開始された最終CTPとなる2月版において、初めてユーザーインタフェースが日本語化された。このプレビュー版には「SQL Server 2008」で提供される全ての新機能が搭載されている。説明を行った、同社サーバープラットフォームビジネス本部 アプリケーションプラットフォーム製品部 エグゼクティブプロダクト マネージャの斉藤泰行氏は「日本のユーザーが評価を始めるには最適のタイミング。これまでのCTPはその時点で提供できる機能のみが追加されていたが、最終CTPとなる2月版には全ての機能が搭載されている。加えて、日本語での操作ができる」と語った。また、同氏は今後のスケジュールについて、5~6月にRC版、7~9月にRTM版がリリースされる予定であると説明した。
斉藤氏は、SQL Server 2008の特徴として次のような5点を挙げた。「1つ目は高品質であること。ミッションクリティカルなシステムでの採用実績が多いSQL Server 2005をベースに新機能を追加するという形で開発しているため、出荷時点から高い品質が維持できる。機能的な特徴は、コンプライアンスの実現、サーバ統合シナリオへの対応、大規模データウェアハウスの実現、全社員向けのBI基盤の提供がある」