Pythonの開発者であるTed Leung氏とJythonの開発者であるFrank Wierzbicki氏は3日(米国時間)、ぞれぞれのブログにおいて(The Sun is going to shine on Python、Jython's Future Looking Sunny)、Sun Microsystemsに雇用されたことを明らかにした。SunはPythonとJythonのデベロッパをフルタイムで雇用することで、Java VMで動作するスクリプト言語の開発を加速させる。
同社は2006年9月、JRubyの開発者であるCharles Oliver Nutter氏とThomas Enebo氏を雇用。その後JRubyの開発は活発に続き、現在では十分な実行速度を実現するまで開発が成熟している。今後もパフォーマンス改善が見込まれており、Rubyにとっても魅力的な実行プラットフォームとなった。今回Python/Jytonの開発者を雇用した背景には、JRubyと同じ成果を見込む狙いがありそうだ。