ヤフーと凸版印刷は、Web上で折込みチラシを見ることができる「電子チラシ事業」において、業務提携することで契約を締結したと発表した。これにより、凸版印刷が2001年より提供している電子チラシサイト「Shufoo!」のノウハウをヤフーが起用し、Yahoo! JAPANのトップページ上にて3月下旬より「Yahoo!チラシ情報」を掲載する。

「Yahoo!チラシ情報」トップ画面

新聞をとっていなくても、店舗のお買い得情報がWebで見られる!

両社の提携により、ヤフーはYahoo!チラシ情報の運営、一方の凸版印刷は広告代理業務、電子チラシの制作、電子チラシデータを提供をする。既存のShufoo!も従来どおり運営していくという。

Yahoo!チラシ情報では、店舗名や住所検索、食品・日用品/ファッション・ベビー/エンターテインメント・カルチャー/車・バイクなどのジャンル検索、47都道府県からの地域検索が可能。また、お気に入りの店舗や地域を登録できる機能を搭載しており、利用頻度の高い店舗や地域のチラシが検索しやすくなっている。

ビジネスモデルとしては、ユーザーの閲覧回数に応じて料金を徴収する成果報酬型を採用。現時点では、イトーヨーカ堂とイオンのチラシ掲載が決定しているという。