Opera Softwareは2月27日(ノルウェー時間)、Operaの提供しているモバイルWebブラウザ(Opera Mobile、Opera Mini)においてGoogleをデフォルトの検索エンジンとして採用したと発表した。どういったやりとりが行われてこうした結果になったのかは定かではないが、GoogleとYahoo!がモバイルプラットフォームにおけるデフォルト検索エンジンとしてのシェア争いを繰り広げていることは間違いなく、今回の発表はその争いの結果のひとつだ。
同様の経緯はMozilla Firefoxにもある。2007年2月23日に公開されたFirefox 2.0.0.2で日本語版、中国語版、韓国語版のデフォルト検索エンジンがGoogleに変更された。逆にYahoo!が検索エンジンのデフォルトに採用されるケースもある。モバイルプラットフォームの競争は激化している。収益源としてのモバイルプラットフォームは今後も注目され続けるとみられる。