光ファイバの普及を推進する業界団体FTTH Councilは27日(米国時間)、FTTHの普及率ランキングを発表した。トップは韓国で30%を上回った。2位は香港、3位は日本となり、トップ3をアジア勢が占めた。
このランキングは、2007年末時点のFTTH(Fiber-to-the-Home)およびFTTB(Fiber-to-the-Building)の両方の住宅用光ファイバ技術の普及率を調べたもの。1%以上の国をリストアップしており、2007年7月に初回のランキングが発表された。今回で2回目となる。
トップは韓国で、普及率31.4%とダントツだった。2位は香港の23.4%、日本は21.3%で3位だった。上位3カ国ともアジアとなり、アジア地区が市場を牽引していることを裏付ける結果となった。4位はスウェーデン(7.1%)、5位は台湾(6.8%)。
今回は、ランクインした国(普及率が1%を上回る国)は、前回の11カ国から14カ国に増えた。新たにランクインしたのはアイスランド、スロベニア、シンガポール。
FTTH Councilによると、今期、日本、中国、米国の3カ国の成長が目覚しく、3カ国だけで新規加入が600万件を上回ったという。